船橋市議会 > 1990-12-11 >
平成 2年第4回定例会−12月11日-03号
平成 2年第4回定例会−12月11日-03号

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  1. 船橋市議会 1990-12-11
    平成 2年第4回定例会−12月11日-03号


    取得元: 船橋市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-04-25
    平成 2年第4回定例会−12月11日-03号平成 2年第4回定例会      平成二年第四回船橋市議会定例会会議録(第三号) 〇議事日程 第三号   平成二年十二月十一日(火曜日)    午後一時開議  第一 一般質問  第二 会議録署名議員の指名       ───────────────── 〇本日の会議に付した事件  一、予算特別委員辞任の件  一、予算特別委員選任の件  一、日程第一の一部  一、日程第二       〜〜〜〜〜〜〜 ◇ 〜〜〜〜〜〜〜        午後一時六分開議 ○議長(小池英一君) 出席議員数が定足数に達しておりますので、これより、本日の会議を開きます。       〜〜〜〜〜〜〜 ◇ 〜〜〜〜〜〜〜 ○議長(小池英一君) 議事日程は、配付したとおりであります。
          〜〜〜〜〜〜〜 ◇ 〜〜〜〜〜〜〜 ○議長(小池英一君) 日程に入ります。  昨日、予算特別委員に選任いたしました石川敏宏君から、委員の辞任願が提出されております。  お諮りいたします。  ここで、石川敏宏君の予算特別委員の辞任の件を日程に追加し、議題とすることにご異議ありませんか。       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小池英一君) ご異議なしと認めます。  よって、そのように決しました。       ───────────────── ○議長(小池英一君) 予算特別委員辞任の件を議題といたします。  お諮りいたします。  石川敏宏君の予算特別委員の辞任を許可することに、ご異議ありませんか。       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小池英一君) ご異議なしと認めます。  よって、石川敏宏君の予算特別委員の辞任を許可することに決しました。       〜〜〜〜〜〜〜 ◇ 〜〜〜〜〜〜〜 ○議長(小池英一君) ただいま予算特別委員が欠員となりました。  お諮りいたします。  ここで、予算特別委員選任の件を日程に追加し、議題といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小池英一君) ご異議なしと認めます。  よって、そのように決しました。       ───────────────── ○議長(小池英一君) 予算特別委員選任の件を議題といたします。  予算特別委員の選任については、委員会条例第五条第一項の規定により、佐藤重雄君を指名いたしたいと思います。  これにご異議ありませんか。       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小池英一君) ご異議なしと認めます。  よって、ただいま指名いたしました佐藤重雄君を、予算特別委員に選任することに決しました。       〜〜〜〜〜〜〜 ◇ 〜〜〜〜〜〜〜 ○議長(小池英一君) 日程第一、一般質問を行います。  通告に基づき、順次質問を許します。  浅野正明君。(拍手)       〔浅野正明君登壇〕 ◆浅野正明君 光栄な第一次バッターを仰せつかりました。初日でございますので、私が余りとちると後に影響があろうかと思いますから、簡潔に質問をさせていただきます。  まず、最初にお断りいたしておきますけども、通告の順序が多少変わろうかと思いますので、あらかじめご了承いただきます。  まず最初に、東葉高速鉄道についてでございますが、この問題は先の勉強会等で、現状の見通し、あるいは現況についての対応策につきまして、大変丁寧なご説明がございまして私も了解に達しておりますので、この件は取りやめさせていただきまして、また進展があった場合、再度質問をしたいというふうに考えております。  二番目の船橋駅北口駐車場開設に伴う諸問題についてということで、お伺いをしていきたいと思います。  大変多くの市民が待ち望んでおった北口駐車場が十一月の二十六日完成をいたしました。駐車場難の解消に大いに役立つものと、関係者の皆様の今までのご苦労に、心よりおねぎらいを申し上げるものであります。  さて、北口駐車場建設に当たりましては、大変この壇上からも多くの議論がございました。そして、多くの時間と貴重な市税をつぎ込んでまいりました。第三セクター方式に関する問題、あるいは行政財産普通財産であるか等の諸問題を含めた議論がなされてまいりました。また、北口駐車場設置の位置から見ても、大型店専用駐車場にならないようにというような議論もあったように私は思っております。  そういう観点から質問を申し上げますが、まず最初に、この北口駐車場の入る広場、信号が変わりまして大変信号の待ち時間が少のうございまして、大変スムーズに流れるように私は感じておりますので、この点は非常に進歩かなというふうに思っております。  さて、バスターミナルの現状でございますが、この現状は私もこの間ちょっと見てまいったんですけれども、朝信号がよく流れるせいかバスがどんどん着いて来ますね、バスベイの方に、下の一階に。  着いてまいりますと、一斉に乗客がおりるわけですね。おりてまいりますと、今ご存じのように、階段とエスカレーターで一度上へ上げて、それからまた下へ下ろすという形状になっておりますから、この階段の上り口とエスカレーターの上り口に、集中して人が集まってくるわけですね。バスがたくさん着いてくるものですから、もう上がり口の底でつかえちゃうんですね。上へなかなか上がっていけない。そこで時間を費やす。そういう問題が今出ているんですね。  朝の通勤時間というのは、サラリーマンの方皆さんご存じのとおり、一分を争うわけですね、皆さん。何とか早く行こうとするものですから、中には、これは今現状はこういう状態で工事をしているから下が通れないんだよ、これができ上がれば、向こうを通れるんだよというような声が聞かれるんですね。これは困った問題だなというふうに私も感じておるんですけども、実際問題としては、この本当のキャパシティーが足らないのか、あるいは設計上のミスなのかということに、私は大いに疑問に思っております。この問題について、当局はどういうふうにお考えになっているのか、まず一点を伺っておきたいと思います。  そして、この混雑の状態を見ていまして、私は肢体不自由の方がこのバスターミナルを利用したときに、果たしてこれだけの人数の中を渡っていけるのかなというような疑問も持っております。それと同時に、車いすで利用しなければならないという人のためには、これは非常にそういう配慮がなされていないんじゃないかなというふうに私は思いました。その点、エレベーターをつけるとか、何らかの方式を立てる必要があろうかというふうに私は感じておりますけれども、その点についてもお伺いをしたいと思います。  さてもう一点、この北口駐車場の入り口が広場の東側にできました。できたのはいいんですけども、車の流れは確かに流れているんですけども、この入り口ができたために自転車の通行が、果たして可能なのかなという私も素朴な疑問を持ちまして、通っている方に聞いたんですね。そうしたら、非常に怖いということです。  現在は、まだでき上がっておりませんから、この問題もやがて解消されるのかなという期待感はございますけども、現状を見てまいりますと、自転車通行の方々については、何の配慮もなされていないんじゃないかなという感じがしてならないんですね。この点につきましても、何らかの方策があったらば、お聞かせをいただきたいというふうに思っております。  大体、上の問題についてはそのくらいでございますが、本題に入りたいと思います。  北口駐車場が開設に伴いまして、大型店が大変な宣伝文句をうたったチラシを配りました。その中には、二千円以上お買い上げの方には、二時間まで無料というチラシが配布されました。この問題について、駅周辺の小規模の店主からは疑問の声が上がっているということを、私も聞いております。  早速、私もどういう状況かなということで、自分で確かめようと思いまして、この駐車場を利用してみました。まだ開設したばかりですから、係員が一人ついておりました。女の方ですけれども……。  入ってきますと、カードを自動的に出す機械がありますね、あれから出して取ってわざわざ渡していただきました。ああ、親切だなともらいました。  そうしましたら、私は何ら質問をしておりません、いきなり「この欄に売り場で判をもらって、帰りに受付へ渡してください」と言うのですね。ああ、随分親切だな、なるほどな、はは、これがいわゆる疑問を感じるところだな、誤解を受けるところだなと思いまして、私はその券を黙っていただきまして、駐車場にとめて、さてどこから出ようかな、どこから上がろうかなと思って考えて、真っすぐ出ていったら出口がございまして、ずうっと通っていったら、いきなり東武のデパートの地下一階の食料品売り場に着きました。ああ、便利だな──。  私はこれを見まして、このデパートをいろいろ利用しようという目的で来る方、この方には大変便利だなというふうに感じました。  しかし、人それぞれの立場から物事を考えていきますと、果たして我々が危惧していた大型店有利の駐車場になりやしないかという危惧が、ここで現実になったなという感が否めないのであります。  (「もっとはっきり言っちゃえば」と呼ぶ者あり)私どもの会派の米井議員に私も伺ってみました。「米井さん、北部の方の人はこの駐車場をよく利用しますよね、これから。」と言ったら、「そのとおりです。北部の人たちの中では、東武の駐車場が立派になったなという声をよく聞くよ」というにが笑いをしまして、ああ、やはりそうだったのかなというふうに私は思ってまいりました。  それでは、二千円以上お買い上げで二時間ということは、時間計算からしますと、駐車場料金が一時間三百円、二時間で六百円、単純計算ですが、二千円で無料ということは六百円ですね、二千円で六百円だから、単計算すると三割サービスをするということでございます。  商店街、特に船橋の今まで一生懸命営々と築いてきた小規模のお店の方々から見れば、これは大変な問題です。三割の割引なんてことは考えられないことなんですね。大規模店からすれば、二千円以上のお買い上げの方、何十万もお買い上げの方がいらっしゃるでしょう。そういうお店からすれば、二時間というのは微々たるものかもしれません。しかし、公共の税金を使ってつくった駐車場の性質からすれば、私は大変やり切れない問題になってくるのではないかというふうに思います。  大店舗法の改正に伴いまして、小店舗の存続が危ぶまれている昨今であります。私は船橋のこの駅前の商店街というのは、船橋市政の発展のために大変協力をしていただいた地区だというふうに、私は思っております。この地域の人たちに対して、こういう問題が持ち上がった場合、どういうふうに救済をしていくのか、あるいは小店舗の今後の活動に対して、どのように行政が指導をしていくかということが、大きな問題になろうというふうに私は考えます。この点につきましてもご所見があったら、ぜひ伺いたいというふうに思います。  さて今度は、この駐車場の利用の券でございますが、私もこの券の、カードに欄がありまして、そこへ駐車証の上へ判を押していただきました。それを持っていって、無料で私もこの駐車場を利用してまいりました。そうしますと、我々は知っておりますけども、一般の市民は売り場で判をもらってきた時点で、これは東武の駐車場だなという感覚を持とうと思います。これは無理からぬことだろうというふうに私は思っております。  それで早速、これはどういうシステムになっているのかなということで、資料を取り寄せてまいりました。船橋北口駐車場管理規程、この管理規程の十九条にございます。管理規程の十九条に基づく一括払いの規定というのがございます。これが一から三までございまして、「駐車回数料金一括払いの方法をとることができる場合は、次の事項を満たす場合」とあります。これで(一)、(二)、(三)。  (一)は法人または団体の利用単位であること、(二)上記の法人または団体が一定の場所に継続所在し、駐車料金の納付が確実であること、三番目が大量に回数券を必要とするため、別払いの方法が運営上合理的と判断できること、とあるんですね。なるほど、この規定を見てみますと、はっきりうたってあるから、これは違法ではないということですね。そのほかに、「駐車回数料金一括払いをする場合の手続及び処理方法は、次のとおりとする」といって、一から四まであります。これは皆さんお持ちでしょうから、あえてこれは読みませんけども。  こういうことを見ておりますと、確かに一般商店の方にも回数券を買ってくださいよという依頼はあったそうです。何枚か買うと一枚ただですよ、そういうサービスも受けられますよということですね。それから大規模店、私は名前言いませんけども、大規模店に対しては、やはり同じ料金で一つも割引をしていませんよ、同じですよということをうたっているんですね。これは全くそのとおりだと思うんです。  しかしですよ、この一括払いの料金の、この規定があるからいいということだけでは、これは私は片手落ちではないかというふうに思います。この点についてもご所見があれば、伺っておきたいというふうに思います。  以上で、北口の駐車場の件については終わらせていただきたいと思います。  それではその次、船橋駅南口の整備についてお伺いしていきたいと思います。  JR南口駅前整備状況については、まず街区の都市計画決定建設計画決定を受けて、職員の方々が日々努力をしていることについては、心から敬意を表するものであります。しかしながら、大変日時も経過をし、賛成反対両者の色分けも私は鮮明になりつつあるというふうに考えます。そういう中で、少数の理解を得られない地権者について、これからの説得をする場合、時間等の経過とともに合意を得るに至らないという見込みが、これからもあるだろうというふうに私は判断をしております。  その場合、私もこの前、この壇上からもお話し申し上げましたけども、時間の経過とともに賛成をしている大多数の皆さんの中からも、もうこの開発は無理なんじゃないかなという声が上がっても仕方がないと思うんですね。そういう方が、もうこれは挫折するんだから、我々は我々の方法でまたいこうじゃないかということに、一歩後退をするということがあっては、私はならないと思うんですね。  そういうことを含めて、市が何らかの決意表明をする必要が私はあろうと思うんですね。その中には、強硬な手段をとるというような意思表示をもってしなければ、この問題はいつになっても私は解決は不可能だと思います。そういう意味を含めて、ぜひ何らかの機会をとらえて、何がなんでもやるんだというような意思表示をぜひしていただきたいということを、切に要望をいたしておきたいと思います。  さて、この問題につきましては、いろいろな意見がございましょうが、これが解決をしないと、今後、船橋の再開発事業に大きに影響を来すものだろうというふうに私は考えております。このごろ船橋の京成の線の駅から南側、この地区については何ら法的な計画は今ございません。市の方の計画はございませんが、民間の活力による開発が、着々と計画が具体化をしようとしております。特に山口横町と駅前通りの間の区間、いわゆる三井銀行さんからずうっと南側、この間の開発が、今、急ピッチで進もうとしております。東洋公営という会社が地上げを盛んに行っております。この地上げも大変規模が大きくなりつつあります。そして、第一次、第二次、第三次に分けて、本町通りまでの区間を大型開発をしようというプランが、今持ち上がっております。  ご存じのように、この地区は船橋の中心街、駅前再開発事業と密接なつながりを持っております。本来、行政の手による再開発事業と一体となった計画の体系の中で、私は位置すべきものだろうというふうに考えております。  そして、この地域の特性を生かしたまちづくり基本構想から、民間の乱開発を防ぎ、船橋の行政が主導権を持った開発がされるべきではないかというふうに考えるものであります。  以上の視点から、行政の積極的な民間への参加による一体となった計画づくりが望まれるところでありますが、どの程度まで市当局がこの地上げの問題、あるいはどういう規模で行うか、どういうものが建ち上がるかということについて、調査研究をなさっておるか、伺っておきたいと思います。  さらに、老婆心ではございますが、この地区に物販店を持ってくるということは、種々さまざまな問題点を抱えている船橋の駅前の商店街にとっては、大変打撃的な計画となろうというふうに私は考えます。そういう観点から、物販店のみじゃない、行政の何らかの出先機関、あるいは公共の設備等をここに持ってきていただいて、人の集まる空間をとったスペースを持った、そういうまちづくりがなされるよう、強く指導をしていただくことを、これは希望しておきます。  以上で、私の一問を終わらせていただきます。       〔計画管理室長鈴木光君登壇〕 ◎計画管理室長(鈴木光君) ご質問にお答えいたします。  バスターミナル、いわゆるバスアイランドの朝の通勤時における階段、エスカレーターの混雑している状況等のご質問でございますが、バスアイランド部分につきましては、人と車の分離によりまして、車等の交通車線を分断し安全を図り、さらにバスバースの集約によりまして、利用者のまごつきを少なくするという考えから計画いたしたものでございます。  バス利用者は、ピーク時一時間当たり約四千八百人という見込みをいたしております。エスカレーター収容能力でございますけれども、一時間当たり九千人を運ぶことができるエスカレーターを設置してございます。ピーク時に乗降客が集中するときは、エスカレーターのほか、階段四カ所を併用してございますので、これを利用していただくということで、設計上のキャパシティーにつきましては、問題がないというふうに判断をいたしております。  なお、ラッシュ時には二台のエスカレーターバスアイランドから上り方向に運転をし、利用者の円滑化を図っているところでございます。  また今後、利用の状況をさらに綿密に観察してまいりたいというふうに考えておりますので、ご理解をいただきたいと思います。  二点目の、バスアイランドの利用について、身障者のための設備としてエスカレーターの設置はどうかということでございますが、エスカレーターの設置につきましては──失礼いたしました、エレベーターの設置につきましては、駅のコンコース側地下駐車場から広場、デッキへと上りおりができるよう一基設置してあります。  バスアイランド部分につきましても、エレベーターの設置ができるよう躯体はでき上がっております。アイランド部分使用開始後、利用者の動向を見ていますが、現在の新京成バスは、身障者の方が利用できるようなカーリフト対応にはなっておりません。しかしながら、年配者、幼児等の弱者をあわせ考えますと、エレベーターの設置が必要であろうというふうに考えておりますので、早急に設置する方向で検討してまいりたいと思います。  三点目の、自転車等北口広場通行についてどうかということでございますが、自転車の通行につきましても、車との分離を図り、駅前広場の周辺に歩道が整備され、歩行できるように設計してございます。歩道部分は、駅コンコース及び西側が現在の歩道の約二倍程度に拡幅されますので、安全な通行ができるものと考えております。  なお、現在は工事中でございまして、仮囲い等があって形は見えておりませんけれども、現在の歩道幅員メーターに対しまして、完成後の幅員は十二メーターから十五メーターになりますので、ここの部分をご利用いただきたいというふうに考えております。  次の、大規模店小規模店の関係でございますが、当駐車場につきましては、市と船橋北口駐車場株式会社の間に締結いたしました船橋北口駐車場の管理及び運営に関する協定に基づき、市が建設した駐車場の躯体を貸し出しまして、駐車場株式会社はこれに設備を整えて駐車場株式会社管理運営していくことは、ご案内のとおりでございます。この株式会社が行う管理運営につきましては、協定書に明示したとおり都市施設としての機能と公益性を維持する形で運営がなされていくのでございます。  また、駐車料金につきましても、正規料金のほか、他の公的駐車場の事例も参考とした上で回数券方式と、これの一括別払い方式を駐車場株式会社が決める管理規程として了承したものでございます。  一括払い方式は料金を前納し、月末に精算するものであり、回数券を購入した場合と同一料金でございます。  駐車場株式会社におきましては、これらの一括払い方式を含む料金体系について、商店会を通じて大規模店並び小規模店等に説明を行っており、この料金体系を前提として、大規模店買い物客駐車料金の一部を負担しているものでございます。  ご指摘のありました地元商店会駐車場利用についても、商業振興との関連もございますので、今後とも経済部と連携をとりながら、駐車場の適正な運営を図る観点より、適切な対応をしてまいりたいと考えております。  以上でございます。       〔経済部長三谷哲男君登壇〕 ◎経済部長三谷哲男君) 私から、船橋駅北口駐車場開設に伴う大規模店舗小規模店舗の利用者の中での、いわゆる駅周辺商店に対する問題についてお答え申し上げます。  ただいま、建設局計画管理室の方からもお話ございましたが、私どももこの十一月二十六日に船橋駅北口駐車場株式会社がオープンいたしまして、運営管理に当たっている中で、ご質問者のご指摘の東武デパートイトーヨーカドー等から、大型店が駐車場無料利用についてのパンフレットを十一月二十九日に配布しているということを承知いたしておりました。このことにつきまして、地元商店会に与える影響は大変大きいものがあろうということから、地元商店保護、あるいは育成という視点から、また大店法改正に伴う小売店舗の経営が、昨今、大変危ぶまれているという状況下の中で、商工会議所及び船橋商店会連合会と協議をいたしまして、このパンフレット配布の自粛方を要請いたしたところでございます。  また、地元商店会駐車場利用について九月二十七日並びに十月二十五日、商店会連合会と地元の七商店会、また商工会議所、市とこの北口駐車場株式会社と緊急に今後の利用並びに対応について協議を重ねてきたところでございます。  商店で回数券を一括購入し、買い物客へのサービスとして回数券を配布する、そういう利用なども売り上げ増につながるのではないかということで、現在、この駐車場の利用につきまして、商工会議所及び商店連合会地元商店会、また大型店対策連絡協議会で、さらに研究するよう指導いたしておるところでございます。この検討の結果を踏まえまして、建設局と十分連携調整をいたして、今後対応してまいりたい、かように考えております。  以上でございます。       〔都市部長増岡福三君登壇〕 ◎都市部長増岡福三君) 南口整備に関連いたしまして、民間の開発動向のことでございますけれども、私どもといたしましては、山口横町周辺における企業等による一部の土地取得については、現地の立て看板等により承知をいたしております。  市といたしましては、当該地区を含め船橋駅周辺地区の今後の町のあるべき姿について、現在、検討を進めているところであります。  そういうことから、今後は乱開発等が行われないよう指導してまいりたいと考えております。
     また、地元の方々による再開発等にかかわる相談等につきましても、十分対応してまいりたいと考えておるところでございます。       〔浅野正明君登壇〕 ◆浅野正明君 二問をやるつもりはなかったんですけれども、ちょっとかみ合わないところがあるので……。  経済部長の答弁の中で、回数券を商連が一括して買うのが売り上げ増につながるというご答弁がございましたね。私も先ほどから言っているのは、売り上げ増につながるだろうが、果たして三割もの割引ができるかということを言っているんですよ。いいですか、その辺を聞いてくださいよ。三割までのできるような商店だったらば、こういう問題は出ないんですよ。あなた方はよく商運の方々とお話をするという話を聞くけれども、いつも偉い人としか話をしていない。商連の会長さんとか、そういう方。そういう方は大デパートにみんな店を持っているんですよ。  そうじゃなくて、もっと本当の零細の企業の方々の生の声をお聞きなさいということを、私は申し上げているんです。これは答えは要らないけれども、そういう姿勢で臨まないと通り一遍の答えになってしまうんじゃないか、ということを私は言っているわけですから、その辺のことをきちっと答えなさい。(「そうだ」と呼ぶ者あり)いいですか、今後もあることですから、これは要望にとどめておきますけれども……。  以上で、終わります。       ───────────────── ○議長(小池英一君) 村田一郎君。(拍手)       〔村田一郎君登壇〕 ◆村田一郎君 私は、二番バッターになりました。議員クラブの野球でも一番とか、二番とか打たしていただいていますけども、なかなかヒットが出ないで悩んでおりますけども、今回、通告に基づきまして、ご質問させていただきたいと思います。  最初に、福祉行政のうち災害時の弱者対策につきまして、お尋ねしたいと思います。  身体障害者や在宅看護の寝たきりで動けないお年寄りが、火事などの災害に不幸にして巻き込まれた場合、救出方法といたしましては、消防隊員が早く現場に到着し、素早く救出することが望まれておるところでございます。  昼間は看護人や家族の方がおられないで、一人で寝ている方もおられます。そのような方や身障者の方を事前に地域で掌握し、有事の際、消防隊員が到着する前に救出できれば、それに越したことはございません。このような弱者の救出のためのネットワークづくりが必要ではないかと考えますが、いかがでありましょうか、見解をお聞かせいただきたいと思います。  また、消防局におきましては、これら弱者の情報を掌握しておられるかどうか、現場での救出作業がスムーズにいっているのかどうかも、あわせてお答えいただきたいと思います。  高齢化が進むにつれまして、寝たきりのお年寄りの救出方法の改善も、消防現場では大きな問題になってきているようであります。東京消防庁消防科学研究所が開発いたしました救出搬送具があります。背負い式と寝袋式の二つがあるわけでありますが、開発に当たりました同研究所第三研究室の奥原明さんは、庁内での実験で搬送具を使うと救出のスピードは従来と比べものにならないという結果が出ている、とおっしゃっております。老人福祉施設や寝たきりのお年寄りを抱える家庭に常備されるよう、指導、PR等できないものかどうかもあわせてお答えいただきたいと思います。  また、現在行っております、独居老人を対象といたしました老人福祉電話の緊急通信システムの改善についてお尋ねしたいと思います。現在行われております方法ですと、第一報の段階で、通報を受信したところが留守番電話に切りかえた場合、緊急通信にはなっておりません。第二報に転送できないのであります。今までにこのようなことがあったかどうか、まずお答えいただきたいと思います。  今後、緊急通信システムの増設も切実な要望であります。留守番電話の普及に伴いまして、このようなことがふえる可能性が少なからずあります。そこで私は、今後は第一報を消防局で情報をキャッチし、あらかじめ登録した協力員や民生委員、親族、隣人の派遣を指示した方が、より緊急システムになるのではないかと考えるものであります。  なお、受信する消防局では、パソコン通信を連動し、通報してきた老人の疾患なり、アレルギー性の有無、既往症、服用薬、かかりつけの医師などの健康管理情報などのデータと、火事などに対応するため熱センサーやガス漏れ防止センサー等を連動し、センサーが感知すると自動的に消防局へ通報されるよう、よりきめの細かい福祉電話緊急通信システムにすべきと思いますが、見解と今後の対応、また増設につきましてお尋ねしたいと思います。  次に、住宅改造費の補助につきましてお尋ねいたします。  お年寄りや身体障害者が車いすで生活しやすいように、住宅の改造費用を補助する制度ができないものかどうか、お尋ねするわけでございます。  本市もことしより高齢化社会の仲間入りをしております。今後、高齢者の増加により、これらの方々の家庭内での事故や、運悪く車いす生活を余儀なくされた方々や、在宅で看護を受けられておられる方々を寝たきりにさせないためにも、さらには看護する人たちのためにも、室内の段差解消から玄関スロープの設置や、トイレ、風呂の改築、廊下の増幅や、窓や室内から車いすごと地面におりることのできる電動式リフト設置などの改造費用を、全額補助するような新制度を発足できないかどうか、お尋ねしたいと思います。  本市にも限度額を設定した助成や、資金貸付制度を実施しております。福祉資金や住宅資金、老障資金等がございます。福祉資金につきましては限度額二十五万円以内であり、所得制限もございます。  住宅資金も所得制限がありますし、老障資金については所得制限はありませんが、限度額が百万円以内で、いずれも貸し付けであります。この三つの制度も、ここ一、二年利用が余りないようでございますが、本市の実態から見て、ほとんどないということがどうも現状と違うような実態ではないかと思いますので、なぜこの利用が少ないのか、見解をお聞かせ願いたいと思います。いわゆるそういう必要がないのか、PR不足ではないのか、その点の見解もあわせてお聞かせ願いたいと思います。  さらに在宅看護で、先ほどお話ししたように、家族の自助努力が強まらないようにするためにも、ホームヘルパーやショートステイ、ディ・サービスを充実させるなど必要でございますが、この住宅改造費の全額補助制度も発足させるべきではないか、このように考えますのであわせてお答えいただきたいと思います。  次に、交通安全対策につきましてお尋ねいたします。  放置車両対策についてお尋ねしたいと思いますが、この問題は本年の第二回定例会でも取り上げられました。そのときの答弁によりますと、昨年度の移送撤去の台数は五台であり、今後の対策として撤去がスムーズに行われるよう、再度関係機関と打ち合わせをいたしまして、市民に迷惑のかからないよう努力をしてまいりたいので、ご理解をいただきたいと思います、このように答弁されております。  その後、実態調査をされたのかどうか。されたとすれば、その状況をお答えいただきたいと思います。  なお、この実態調査を公明党船橋支部といたしまして、この七月から八月にかけまして、市内全域を対象に放置車両の実態調査を行いました。それによりますと、放置車両と思われる車両が相当数ございました。この中には、ナンバープレートのないもの、タイヤのないもの、調査した台数のうち、半数以上がこのプレート、タイヤがないものでございました。放置期間も数年にわたるものから、ここ一、二年の間の放置がほとんどでございました。場所によりましては、市道に数台放置されているところもございます。さきの答弁とははなはだかけ離れているのが実情であります。放置車両実態調査の放置状況を見てみますと、ガラスは割られ、ごみ箱同然となり、中には人が寝泊まりしていたりして、警察に通報し、対処をお願いしたところもあるようであります。  また、道路法に基づく警告書を張られ、二、三十メートル移動し、そのまま放置され、そのうちプレートがはがされ、タイヤも四本とも外され、そのまま放置車両になったものもございます。  まさに、ひところの放置自転車が車にかわり、車が道端で粗大ごみになる時代であります。いずれにいたしましても、交通の邪魔でありますし、美観を損ねるわけであります。単に移送、撤去をするだけではなく、廃棄物の処理及び清掃に関する法律並びに道路法違反などで対処するよう、警察へ強力に申し入れていく意思があるのかどうか。さらに、これらの解決のために、一自治体の問題ではなく、都市近郊で急増しておりますこれらの問題に対しまして、廃車回収システム等を要請すべきであると思いますが、その点の見解もお聞かせ願いたいと思います。  次に、安全施設の整備改良につきましてお尋ねいたします。  市民が安心して通勤や通学、あるいは市民生活に利用のできる道路は、市内を見渡しましても少ないのが実情であります。歩道が広くとってある計画道路としましても、これは一九七八年、道路交通法改正で自転車の歩道通行が積極的に認められるようになりまして、歩行者が危険を感ずる場合が多々ございます。  その自転車に対して、歩行者にその道交法が改正になったときに、その自転車に対しまして、歩行者の妨げになるときの徐行や、あるいは停止の義務や横断歩道での下車を義務づけておりますが、しかし、守っている人はほとんどおりません。歩行者が安心と思って歩道を歩いていましても、自転車に脅かされております。昨今はマウンテン・バイクとか言うライトのない自転車が人気で、少年が乗り回しております。時速三十キロ以上も出て全く危険であり、館山市では、この自転車にぶつけられまして死亡事故も出ております。  そこでお尋ねするわけですが、市民のために歩道と車道を分離するとしましてガードレールを取りつけたところ、そのガードレールを取りつけたことによりまして、歩行者側に電話柱や電力柱、あるいは既成の鉄柱等があり、かえって歩行者が歩行しづらくなったという箇所も多く見るわけでございます。このような安全施設を設けてかえって市民に不便を来している、このようなところの改善や、あるいは車道から歩道へ上がるために削られる勾配、段差が建設省の基準の二センチ以内、五度以上のところも多く見られますし、さらには商店街の商品のはみ出しによる歩道の占用化についても、今後、どのような指導改善、改良を行っていくのかもあわせてお答えいただきたいと思います。  さらに、市民生活の夜間化に伴いまして夜間事故が急増しております。私も体験しておりますが、夜間運転では視覚情報が昼間と比べまして著しく減少いたします。そこで、夜間事故を防止するための交差点などの道路照明の強化や、規制区域のスポット・フレックスの導入等、警察に申し入れるべきと考えますが、見解をお聞かせいただきたいと思います。  さらに、市民要望に合う安全施設の設置についてお尋ねいたします。  具体的にはカーブミラーの設置についてであります。市民から申請のあったカーブミラーが、申請時の市の事情により、すぐには取りつけられなくて何カ月か待たなければならない。こういう対応を現在されておられますが、私は、少なくとも市民は必要を感じて申請をし、市も設置するのであれば、公平にそんなに待たずに取りつけるべきと考えますが、今後の対応につきましてお答えいただきたいと思います。  次に、救急救命業務につきましてお尋ねいたします。  緊急医療にとりまして、最も重要なのは初期治療であります。一一九番通報が入ってから、救急車が現場に着くまでの時間は平均五・八分、これは八八年自治省消防庁の数字でございます。本市は五分五十三秒であり、国平均よりもよいようでありますが、いずれにしても事故や疾病によって、この五分から六分が生死を分けるのであります。  アメリカのドリンカー博士による心肺停止からの生還率を示した生存曲線によりますと、心肺停止後も一分以内に心臓マッサージと人工呼吸を組み合わせた心肺蘇生──CPRを行えば、九七%が蘇生いたします。五分以内でも二五%が蘇生するわけであります。心肺停止が長いほど、脳を初めとする重要臓器が回復不可能になるというものであります。  したがいまして、この心肺蘇生法を間髪を入れずに行う必要があるわけであります。しかし、この重要な心肺蘇生法につきましては、これまで余り関心を持たれなかったようであります。交通事故現場に遭遇すれば、素人が手を出してかえって悪くしてはいけないとかという気持ちになりがちでありますし、人が病気で倒れた場合も、すぐ救急者をと電話器に駆けつけてから、ただ到着を待つというのが大半であります。  また、救急隊員が現場で直ちにCPRを行い、応急処置をとっていると、周囲からなぜ早く病院に運ばないのかという不満の声が上がることもあるそうであります。一般の市民にも、この救急蘇生の意義が浸透していないことは明らかであるように思われます。  このように先ほどもお話ししたとおり、呼吸が停止した救急患者の場合、三分から四分で心臓がとまると言われておりますので、さらには、酸素を含んだ新鮮な血液が患者の脳に三分から四分で送らなければ、脳細胞の破壊が始まるわけであります。蘇生が不可能になる状態になるわけであります。救急患者を救うためには、この空白をいかに解消するかであります。救急隊員や家族や通行人の応急処置が大きな役割を果たすわけであります。  そこで、お尋ねするわけでございますが、本市の救急隊員のこれら資質の向上と、一般市民への救急蘇生法の普及を図ることが重要なことと考えますが、今後、どのように行っていく所存か、お答えいただきたいと思います。  また、この一般市民への蘇生法の講習等どのように行い、かけがえのない命を救うために、さらなる対策をどのように考えておられますか、お答えいただきたいと思います。  なお厚生省は、来年度一般市民を対象とした救急法の講習会を、全国八百五十二カ所のすべての保健所で実施する方針を固めたようでありますが、この講習会と同様のものが本市でもできないのかどうか、お答えいただきたいと思います。  さらには、同省は国家資格であります救命制度を来年度より発足させることも決めたようでありますが、本市のこれらに対する対策と、これらの高度救命処置が行える装置を装備しました救急車の導入も、今後考えていかなければいけないと思いますが、この計画につきましてもお答えいただきたいと思います。  次に、防振ベッドの救急車の導入についてお尋ねいたします。  本市の救急車には、医師会からの貸与による心電計や血圧計が常備され、かつファックスを通じまして迅速な処置が、到着時に的確な医療行為が行われるなど、他市に先駆けてすばらしい救急業務が行われております。市民の一人といたしまして、救急救命のために並み並みならぬ努力、態勢をとられておられることに対しましては敬意を表しております。また、安心をいたしておる一人でございます。  そこで、このようなすばらしい救急業務をしているのにもかかわらず、いざ救急車に乗車搬送され──担架ですね、いわゆるベッドに横たわると、ベッドそのものが固いのであります。それよりも、道路の状態がそのまま横たわっているベッドに伝わりまして、振動が激しく、患者にも、また現在常備されました血圧計や心電計のデータをとるためにも、また将来、ドクターカーや医師が同乗し、あるいは看護婦が同乗して転送する場合等にも、この救急車の振動等につきましては、当然なければないほどいいわけでございますので、この振動が少ない防振型ベッドを導入すべし、このように考えるわけであります。患者の苦痛を和らげ、また医療行為も素早くできる、このような担架を積む空気バネや特殊なバネ、ゴムを使いまして、現在使用しているベッドに比べまして、上下振動や前後左右の振動を大幅に減らす防振ベッド搭載の救急車を導入すべきと考えますが、いかがでありましょうか、お答えいただきたいと思います。  なお、通告いたしました外国語救急観察カードにつきましては、既に同趣旨のものが利用されておられるようでありますので、ご質問はいたしません。  最後に、リサイクル型社会を目指しての諸施策につきましてお尋ねいたします。  私たちは今、使い捨て社会にすっかり慣らされしまっております。  ごみは出せば、誰かが始末をしてくれると考える方が多くおられます。あふれ出るごみは処分場にもおさまりきれず、自然破壊にもつながる形で急増しております。大量消費、大量廃棄型社会の当然のツケがあちこちに見られるわけであります。この大量消費、大量廃棄型社会に変わるものといたしまして、廃棄よりも再使用、再利用、いわゆるリサイクルを通じまして、資源エネルギーの使用を減らすと同時に、不用物の排出量を少なくする社会システムづくり、環境保全のための循環型社会、自然と環境との共生など、人間らしく生きていくためにも、循環型社会の実現をすべきだと、政府もようやく重い腰を上げようとしております。  今通常国会には、環境庁が資源リサイクル法案、通産省が再資源化促進法案──いずれも仮称でございます──厚生省も廃棄物処理法の改正案を提出するよう準備をしておるようでありますが、本市は全国的に誇れるごみ行政を行っておられます。ますます全国の模範になるよう、さらなる努力と精進をお願いしながら、次の点をご質問したいと思います。  第一点は、リサイクル社会を目指すための指導者づくり。現在十三名の指導員がございますが、この指導員の増員、さらには市民の中に過剰包装モニター等を置く考えはないのかどうか、お答えいただきたいと思います。  そして、市民に対するリサイクル型社会を目指しての意識啓発や、今後の普及活動につきまして、どのように考えておられますか、お答えいただきたいと思います。そして、現在行っておられます有価物回収の実績と資源化率、目標値二〇%を何年度までに達成しようとしておられますか。また、現在の費用化効率についてもお答えいただきたいと思います。  また、有価物回収にペットボトルを追加して、リサイクルをすべきと考えますが、いかがでありましょうか、お答えいただきたいと思います。  次に、粗大ごみのリサイクルにつきましてお尋ねしたいと思います。  月一回の粗大ごみの日には、市内のごみステーションには新品同様で、まだ使える物が多く出されております。新品同様の物を簡単に捨てる風潮が強い中、ごみ量の抑制と資源化保護のために、これらをリサイクルすべきと考えます。現在、不用品交換等の窓口といたしまして、消費生活センターで行っておりますし、町のミニコミ紙等にも毎回掲載されておりますが、私は市が粗大ごみ全般にわたって、本格的なリサイクルセンターをつくり、不用品交換の情報ネットワークも市民と結び、リサイクル都市づくりをすべきと考えますが、このような考え方に対する見解と実施方をお尋ねいたしまして、第一問を終わります。       〔福祉部長戸川謹一君登壇〕 ◎福祉部長(戸川謹一君) 福祉関係のご質問にお答え申し上げたいと思います。  まず第一点の、災害時におきます弱者の救済対策でございます。  この災害時の避難行動等につきましては、基本的には自助を原則としておりますわけですが、ご指摘のありましたような寝たきりの方とか、足腰のご不自由な方につきましては、そういうわけにはまいりませんで、これはご指摘のとおりでございます。そういうことから、まず、ひとり暮らしのお年寄りに対しましては、希望されます方に初期消火を目的とした簡易消火装置をご提供いたしておりますが、現在二百八十四人の方に設置をいたしております。  また、寝たきりのお年寄りに対しましては、それぞれの地区の民生委員さん等が状況把握を十分にしていただいておりまして、災害時にありましては、地域の方々のご協力がいただけるようなことになってはおりますけれども、ただいまご提言のありましたような、組織としてのネットワークづくりのご提言につきましては、まことに私どももそのとおりだと思います。そういうふうなことで、地域ぐるみ福祉ネットワーク推進事業というものを、社会福祉協議会を中心に今高めておりますので、こういう事業の中の主要なテーマとして、ぜひ取り上げて推進していただくように、これから努力をしていきたいと思っております。  さらに、消防局に関係いたしましても、常にご連携を密にさしていただいておりまして、寝たきりの方の名簿等もご提出し、災害時にいち早く救護していただけるようにお願いしているところでございます。  第二点は、ひとり暮らしのお年寄りの緊急通報の関係のご質問でございます。  緊急通報装置につきましては、NTTの「安心」という機器でございまして、現在、百十台設置しております。増設のことにつきましては、今後ともできるだけそういう方向で、これにはいろいろな受け入れの問題等もございますが、増設の方向で努力をしてまいりたいと思っております。  緊急時の第一、第二通報先は、ご指摘のありましたような近隣のご親族や、民生委員、知人等が登録されているわけでありますが、第三通報先として消防局に登録を願っているわけであります。ご質問のありますように、留守番電話等の設置が最近一般的な傾向として多くなってまいりまして、ご指摘のような点が考えられるわけでございますけれども、私ども現時点におきましては、こういう緊急通報システムの第一、第二通報先としてご協力をいただいております方々には、その辺十分なご理解をいただいておりますので、現在のところでは留守番電話は設置されておりませんし、支障は生じていないというふうに判断しております。  しかしながら、ご指摘もありましたように、留守番電話の普及というのは大変早いものでございますから、万一の事故を未然に防止するというふうな観点から、第一通報先を消防局にしていただけますように、現在お願いしているところでございます。ご指摘のようなシステムが可能かどうか、十分検討してまいりたいと思います。  また、熱センサー、あるいはガスセンサーの設置につきましても、この緊急通報システム、あるいは緊急応援体制をいろいろと確立を進めてまいります中で、関係の方々のご指導をいただきながら研究してまいりたいと思います。  第二点の住宅改造費の補助の問題につきまして、お答え申し上げたいと思います。  ご指摘ありましたように、我が国の住宅は玄関や部屋の入り口などに段差がありまして、お目や、あるいは足腰の不自由な方々、障害者の方々が大変動きにくく、お便所や浴室など身体機能が低下した方々には大変お使いにくいということが通常でございます。そういう使いづらい構造になっていることは、ご指摘のとおりでございます。このような住居を、高齢者の方々等がご家族と一緒に快適な生活を送っていただけますように、専用居室を増築したり、あるいは玄関、廊下等にスロープを設けたり、改造したりする資金の貸し付けの事業についてのお尋ねであるわけでございますが、現在はご承知のとおり、社会福祉協議会で百五十万円限度で実施しているところでございます。  そういう状況にあるわけでございますが、確かにご質問者が仰せられたように、市としてのこの住宅改造資金の助成制度は持っていないわけであります。しかしながら、厚生省がごく最近、高齢者の住宅対策の一環といたしまして、高齢者向けに住宅増改築マニュアルというふうなものを作成いたしまして発表いたしました。  県の高齢者総合相談センターの相談員が、このマニュアルを使って、私どもの、例えば住宅担当の方々とか、在宅支援センターの職員等に研修を実施し、市民から住宅改造の相談があったときには、それをもとにして対応していこうと──。大変詳細なものだそうでございます。そういうふうな状況が進んでまいりました。そしてまた、さらに厚生省は高齢者向けの住宅建設の支援体制を整えるということで、平成三年度から年金福祉事業団と提携いたしまして、在宅ケア年金住宅融資制度というもの創設するということを発表しております。  そういうことで、在宅介護を必要とするお年寄り向けの住宅新築や増改築資金に対しまして、低金利で非常に多くのお金を融資しようというふうな制度が発表されております。そういうふうなことで、私ども現在、市としては持っておりませんけれども、こういう制度を積極的に研究いたしまして、有効に取り入れられるかどうか、そういうふうなことでとりあえず早急に対応してみたい、こういうふうに考えております。そういうふうなことで、今後、高齢化が進行してまいります中で、高齢者のケアに配慮しながら車いすも使え、自立した生活が確保できるような、高齢者に適した住宅のあり方について、そういう貸し付け制度につきましても研究してまいりたい、こういうふうに考えております。  それから最後に、現在の実績と申しますか、そういうふうなことのお尋ねがございました。  現在、社会福祉協議会で実施しております、先ほど申し上げました住宅改修資金貸し付けにつきましては、実績は元年、二年ともないわけであります。この原因は何かというふうなお尋ねもあったわけでありますが、船橋におきましては、比較的寝たきりのお年寄りなどになられたような場合には、割合と早く病院とか、あるいは特別養護老人ホーム等に入所、あるいは入院ができるというふうな状況がございます。これは家族の方々が共働きの方がやや多いということに起因しているかというふうに判断しております。  それから、そういうふうな状況を踏まえまして、住宅を改修してまでそういう手当てを講じていないというふうな状況がやや見受けられるところであります。そういうふうな他動的なことはございますけれども、私どもといたしましては、せっかくあります社会福祉協議会の制度が利用ゼロというふうなことは、これはやはりPRにおいて反省すべき点が多々あるのではないかというふうに思っております。  そういうことから、現在、第二版となっておりますお年寄りの福祉ガイド、こういうものに社会福祉協議会の事業というふうなとらえ方をする中で、積極的にPRをしていきたい、こういうふうに考えております。  以上でございます。       〔市民部長直江庸三君登壇〕 ◎市民部長(直江庸三君) 私から交通安全対策につきまして、ご答弁申し上げます。  まず一点目の放置車両対策でございますけれども、六月以降実態調査はしたかということでございますけれども、実態調査は行ってございませんけれども、私ども十二月十一日現在での状況を申し上げますと、本年度で撤去いたしましたのは十九台でございます。現在、調査依頼中が八十台でございます。私ども警察、あるいは土木部と連携をとりながら撤去作業を進めているわけでございますけれども、なかなか時間がかかっておりまして、大変ご迷惑をかけていて申しわけないと思っております。  時間がかかる要因といたしましては、ただいま申し上げました車の所有者の特定も、その一つの原因でございますけれども、廃棄車両の処理方法にも難しい点があるわけでございます。そういうことに関しまして、国といたしましてもこういう実態に対しまして、通産省は自動車業界に廃棄車両対策を求めております。  厚生省におきましても、メーカーに責任分担を課するという方向が出てきておりますので、今後の動向を見ながらこの問題について、国県へ働きかけをしていきたいと考えております。いずれにいたしましても、現状におきまして、早期撤去ができるよう努力をいたしたいと考えております。  次に、安全施設設置の問題でございますけれども、確かにガードレールを設置した中で、ご指摘のような問題点が生じたことは事実でございます。私どもといたしましても、今後、安全施設の設置に当たりましては、現状を確認した上で、各関係部局とも協議の上、設計の段階から十分留意してまいりたいというふうに考えております。  それから、夜間照明の件でございますけれども、夜間に事故が多発してくるというような状況から、ご提言がございました規制箇所におけるスポットフレックスにつきましては、県の方に要望してまいりたいというふうに考えております。  それから、三点目のカーブミラーの早期設置の件でございますけれども、この件につきましては、決算委員会の中でもご質問があり、市長からも早期に対応するというふうにご答弁申し上げてございます。私どももその意に沿いまして、対応をできるだけ早くできるように、積極的に対策を講じてまいりたいと思います。  以上でございます。       〔消防局長長谷川伸一君登壇〕 ◎消防局長(長谷川伸一君) 私から災害時の、特に火災時における弱者対策につきまして、最初にお答え申し上げます。  特に、消防といたしましては、通常、警防査察等により町会自治会を通じて確認する場合や、また独居老人につきましては、老人福祉課の資料をもとに管内の状況を把握しております。また、家族がある方につきましては把握しておりませんが、今後、関係部課と十分連携をとりながら火災の早期対策を考えていきたいと思っております。  それから次に、東京消防庁消防研究所で研究開発された背負い袋でございますが、東京消防庁で開発した経緯はありますが、現在、運用の段階には至っていないことであるそうです。当市といたしましても、災害弱者と言われる方々の災害救助対策として、今後研究しながら、関係部課と協調を図っていきたいと考えております。  それから次に、老人電話でございますが、現在計画しております消防指令センターの中に、コンピューター処理によりまして、通報者の住所、指名、また通報者宅、また付近の地図の状況等がコンピューターで画面に瞬時に表示できるように、現在計画している段階でございます。  それから次に、救急救命対策でございまして、まず、最初の救急隊員の資質の向上と、市民への救急蘇生法の普及でございますが、現在、救急隊員としての百三十五時間の隊員資格取得講習は、これは業務に必要な基本的な知識、技能を習得するとともに、それに加えてさらに県の消防学校、また消防大学校等の学校教育、さらには日本救急医学会、また船橋市医師会等の協力によりまして、研修会等により教養、訓練を行っているところでありますが、今後ますます多様化、複雑化していく救急事業に対応し、さらにいろいろな研修時間の増加を図る一方、必要な資格の取得の機会を活用していきたいと考えております。  特に救急隊員は傷病者の救護のため、常に市民の方や医療関係の方々に接しながら業務を遂行しておりますので、公務員としてのモラル、市民奉仕の精神に徹することは、まず一番大事でありますので、これら教養、訓練もあわせて実施していきたいと考えております。  次に、市民の救急蘇生法の普及でございますが、現在、この救急蘇生法、また応急手当て、これらの指導につきまして、救急医療週間中の救急広場、またそのほか防災訓練、さらに各自治会、事業所等で行われる消防訓練等の機会をとらえまして、いろいろ参加者に指導を行っておりまして、平成元年中だけで約六十回、この心肺蘇生法並びに三角巾等による応急処置の方法を指導しております。それら参加者の声を聞きましても、特に主婦やお年寄りの方が、非常に関心が高いことがうかがわれます。したがいまして、これを励みといたし、主婦等を対象とすることも含め、さらに幅広く関係機関の協力を得ながら、積極的に指導の場をつくっていきたいと考えております。  それから次に、救急救命士の制度でございますが、この問題につきましては、私ども全国消防長会といたしまして、強く国に働きかけておりましたが、いよいよ来年度から救急救命士の資格制度が発足することになったわけでございます。この制度は医師の指示を救急車の電話等で受けながら、高度な応急処置のできる隊員が、これに従って処置をすることができるものでありまして、これに伴い車両の問題や積載すべき医療器具等もあらかじめ準備し、早期具体化をまって、前向きでこれが実現に努めたいと思っております。  それから最後に、防振ベッドの導入でございますが、防振ベッドの問題につきましては、傷病者の保護がもちろんでありますが、社内で傷病者の観察及び応急処置等を行う上でも、また情報を電送する場合におきましても、改善が望まれているところであります。現在、救急車は走行中の振動防止のため、特に運転手が極力傷病者に対し、負担がかからないように運転操作を行うとともに、毛布等を活用し、ショックを防いでいるのが現状であります。この問題につきましても、全国消防長会、技術委員会におきまして一つの課題とし、メーカーを含め研究、開発を進めているところでございます。
     以上でございます。       〔土木部長田沢明巳君登壇〕 ◎土木部長(田沢明巳君) 安全対策のうち、安全施設の整備、改良についてお答え申し上げます。  最初に、歩道の中にある電柱等が支障になっているというご質問でございますけれども、私ども市内をパトロールいたしまして、支障を来しているものにつきましては、占用企業者に対してまして改善を申し入れているところでございますが、用地問題等でなかなか進展していないのが実態でございます。私ども引き続きまして改善するように、占用企業者に申し入れをしてまいりたいというふうに考えております。  次に、商店のはみ出し、商店陳列等の問題につきましては、道路の不法使用により、歩行者の通行、また道路管理上障害となっておりますので、私ども関係機関、関係団体等を通じまして指導をしているところでございますけれども、改善されていないのが、これまた実態でございますので、今後、引き続きなお一層の指導の強化に努めてまいります。  次に、歩道と車道との段差解消というご質問でございますが、基準につきましては、質問者も申されましたとおり、「歩道及び立体横断施設の構造について」という通達によりまして定められておるわけでございます。市内にはこの基準に適合していない箇所等もございますので、私ども今後、歩道修繕の中で改善していく考えでございます。  以上でございます。       〔環境部長宮沢健君登壇〕 ◎環境部長(宮沢健君) 初めにリサイクル型社会を目指して、市民意識の啓発や普及活動に当たり、指導員の増員といったご質問でございます。  確かに環境問題が地球的規模で論議され、地球環境を守れという世論が沸き起こっている中で、今リサイクル社会の構築が各方面から求められております。今年度実施してまいりましたごみ減量キャンペーン、「ダイエット船橋90」におきましても、リサイクルの推進といったことを大きな柱の一つに掲げ、十月二十八日のごみ減量化シンポジウムでは、「地球にやさしいリサイクル社会を目指して」というタイトルのもとに、市民の皆様にリサイクルの重要性をお訴えしてきたところでございます。地球上の限りある資源を大切にするために、資源エネルギーの再利用、有効利用、大変重要なことでありますので、リサイクル社会の形成に向けて市民と行政が一体となっての取り組みを図ってまいりたいというふうに考えております。  そこで、お尋ねの指導員の増員についてでございますが、今後、業務量の増大に応じて、順次増員をお願いしてまいりたいというふうに考えております。  次に、過剰包装のモニター設置というふうなご質問でございます。  昨今のごみの大幅な増加につきましては、さまざまな原因が挙げられますが、過剰包装もその一つであるというふうに理解しております。この件につきまして、モニターの設置ということでございますが、ご指摘のように、過剰包装は毎日の生活に密着した問題でありますので、市民の方の情報、あるいは意見といったものを十分酌み取る必要が大切なことであると考えております。  したがいまして、来年度ごみ減量を考える市民の会といったものを設置する計画でございますので、その中で議論をしていただくことを考えております。いずれにいたしましても、過剰包装は事業者にあっては過剰包装をしない、消費者にあっては過剰包装をさせない、あるいは求めないといったように、市民ぐるみで取り組まなければならない、またそうしなければ実効性が上がらない問題でございますので、大いに議論をしていただいて、市民意識の醸成を図ってまいりたいというふうに考えております。  次に、目標資源化率についてでありますが、平成元年度実績での資源化率は一四%でございます。これを二〇%に持っていくべく、私ども目標設定をしておりますが、その達成はということですが、向こう五年間ぐらいに達成できるよう、市民の皆様のご協力をいただきながら努力をしてまいりたいというふうに考えております。  次に、有価物、有用物回収の費用効果ということでございますが、まず有価物につきましては、仮にこれをごみとして処理する場合の費用から、現在の有価物回収費用を差し引きますと、約二億三千万円の経費節減が図られております。同じく有用物──瓶、缶ですね。  これにつきましては約二億円の経費節減が図られております。つまり、有価物、有用物合わせますと、市にとって四億三千万円の経費節減が図られたということになります。  さらに、市民の皆さんに還元金として報奨金と売上金合わせまして一億円が還元されております。さらに、資源の有効活用、あるいは焼却炉の損傷防止、さらには最終処分場の延命といったように、リサイクルは単に費用効果のみならず、いろんな利点があるわけでございます。そういったことで、もっともっとリサイクルを推進してまいりたいと考えております。  次に、ペットボトルの回収ということですが、ペットボトルは原料が石油化学製品でございますので、技術的には再資源化は可能であります。しかしながら、今の時点で有価物になるほどの資源価値はないと思われます。したがって、本市においては焼却処理をしているわけでございますが、環境への負荷等を十分検討をしながら、今後、リサイクルの方向を模索してまいりたいというふうに考えております。  次に、粗大ごみのリサイクルについてでございますが、ご指摘の粗大ごみは、豊かな消費生活を反映して年々増加をしております。昨年度の排出量は年間で約一万八千トン、ごみ全体量の約九%となっております。これを月一回の割合で市内全域を収集しておるわけでございますが、これらの有効利用ということのご質問ですが、現在の収集体制の中で、再利用可能な粗大ごみのみを選別して運搬するということは、収集効率を大きく低下させることになります。現在、収集委託業務に支障のない範囲で回収をして、再利用可能な粗大ごみにつきましては、これを市の再生センターに展示をしております。  今後、この業務は徐々に拡大をしていきたいと考えております。そういったことで、ご質問者のおっしゃいましたような、行く行くはリサイクルセンターというふうな方向に持っていきたいというふうに考えております。  次に、不用品交換というふうなことでございます。  不用品交換情報を行政においても実施する考えはということですが、ご指摘のとおり使い捨ての風潮をなくするためにも、不用品の再利用は大変大事な施策であるというふうに考えております。したがいまして、フリーマーケット等を積極的に行っているところでございます。不用品の交換情報は、現在のところ消費生活センターやコミュニティータウンと市等において幾つか実施されております。市の事業としてこれを行う場合には、単に情報の提供だけではなく、保管場所、あるいは運搬手段、情報提供のメディアの確保、アフターケア等、十分整備をする必要があろうかと思います。  市では、昨年十月に粗大ごみの再利用を目的とした、先ほど申し上げましたが、再生センターを開設しております。現在は展示をしておりますけれども、将来的には、先ほど申し上げましたように、これらを希望される市民の皆様にご利用いただけるような方向で検討をしていきたいというふうに思っております。  以上でございます。       〔村田一郎君登壇〕 ◆村田一郎君 第二問をいたします。  災害時の弱者対策につきましては、福祉部長並びに消防局長からご答弁いただきましたが、消防支援センターの設置時には、私が申し上げた第一報が消防局に来て、協力隊員の第一、第二にそういう緊急通信システムにするということで了解をしたんですが、そのとおりになるのかどうかね。今、やりますという返事がなかったものですから、そのようになるのかどうかだけ、お答えいただければ結構です。  それから、住宅改造費の補助につきましては、社会福祉協議会で確かにこういう貸付制度があるわけでございますが、平成元年等を見てみますと、一件も申請がないんですね。福祉部長のご答弁を聞いておりますと、寝たきりになった場合に、施設に入所できているからというようなご答弁で、必要ないようなニュアンスの答弁があったわけでございますが、これは実態からかなりかけ離れているわけですね。現実には在宅で看護して寝たきりにしないように一生懸命看護し、なおかつ日常生活に不便であるところを何とか改造して、寝たきりにしないように体を動かすようにしようと思っても、実際にお風呂場が狭くてなかなかお風呂にも入れられない。また、階段等がありまして、二階にいれば一階におりられないし、一階の人は二階に行けないとか、そういうことがあるわけです。まして外に出ていけないとか、そういうことがあるものですから、そういうことのないように、これは市自体ですね、今後、住宅改造費の補助については積極的に検討すべきではないか、このように思いますので、よく市の実態を見られまして、今後検討していただきたい、このように思っております。  次に、交通安全対策の放置車両につきましては、十九台撤去したということでございますが、この費用負担はどこがしているのか、お聞きしたいんです。ということは、道路法によりまして警察から放置者というか、放置した者がわかった場合に、その方に費用負担をさせたのかどうか、市民の税金で全部やったのかどうかですね。  そうしますと、陸運局に廃車手続をして道路に放置しておけば、逃げれば、市民の税金で撤去してくれる、そんなことになりかねませんので、私は質問を申し上げたのは(予定時間終了五分前の合図)道路法、もしくは廃棄物処理法によりまして、これはもういけないことなんだ、悪いことをすれば警察に捕まるというか、書類送検をされて罰があるんだということをさせるためにも、この十九台の費用負担はどうされたのか、放棄者がわかってその方に費用請求をしたのか、また費用が回収できたのか、あわせてお答えいただきたいと思います。  時間がなくなってきましたので、救急救命につきましては、今後とも、六十回程度行っているということでございますが、その方が、第一次発見者が遭遇したときにできるような、実績もできる内容の濃い講習をしていただきたい、このように思います。  また、防振ベッド搭載の救急車につきましては、この救急車は、先月──ですから、十一月の八日から行われました、岡山県倉敷市で開催された日本救急医学界総会に参考出品されております。来春に実用化ということも聞いておりますので、検討の上導入方をお願いしたいと思います。  時間がありませんので、その点ご答弁をいただきたいと思います。  以上で、二問を終わります。       〔福祉部長戸川謹一君登壇〕 ◎福祉部長(戸川謹一君) 再質問にお答え申し上げます。  来年消防局の指令センターが完成いたしました時点で(後刻訂正の発言)、第一通報先を消防局にしていただけますようにお願いをしておりますので、そういうふうになると思っております。  以上です。       〔土木部長田沢明巳君登壇〕 ◎土木部長(田沢明巳君) 放置車両の費用の負担の関係でございますけれども、ナンバー、またいろいろ調査をして不明のものについては市費を投じてやっております。あと所有のわかっているものにつきましては、所有者から徴収をしております。  以上でございます。       〔福祉部長戸川謹一君登壇〕 ◎福祉部長(戸川謹一君) ただいま私、指令センターの完成時期につきまして申し上げましたけれども、このことにつきましては、いささかまだ未定の部分がございますので、訂正させていただきます。       ───────────────── ◎議会運営協議会委員長(佐藤昭君) 休憩願います。 ○議長(小池英一君) ここで会議を休憩いたします。        午後二時四十分休憩       ─────────────────        午後三時八分開議 ○副議長(佐川隆雄君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。  日程第一の一般質問を継続いたします。  池沢敏夫君。(拍手)       〔池沢敏夫君登壇〕 ◆池沢敏夫君 大向こうからしつこいぞという声がかからない前にお断りをいたしますが、おなじみの勤労市民センターの取得経過にかかわる問題から質問に入ります。  既に皆さん方ご存じのとおり、第二回の定例会、そして第三回の定例会、そして過日行われました決算特別委員会の中でも、大きく時間を割いていただいて数々の問題点を議論をさせていただきましした。  ちょっと整理をしてみますと、当初計画から建築の規模も大幅に削減され、そして完成の時期も大幅におくれて、買い取り価格は一億一千万円もの大幅補正をしなきゃならなかった。しかも平成元年の三月三日開会の当初議案として組まれずに、突如として議案質疑が始まる日に提案をされた。そのほか市民から監査請求や民事訴訟まで起こされている。何かやっぱり問題点があるんじゃないかといろいろ調べた。  その結果、最初の議会で質問したとおり、一つは市有地三百八十六・七六平米、財政部長の言う、計算の必要はなかったんだけれども、平米単価四十八万で算出をしたとしている一億八千五百六十四万円、私に言わせると、時価価格で五億七千七百万円となるわけですけれども、その財産が財政処理の中で歳入歳出いずれの帳簿や簿籍なんかに残らない、そして間違いなく登記上からは消えたという問題について、議会軽視以前の問題だという指摘をしてまいりました。  それから二つ目に、取得面積が実際の登記簿上の面積と異なる問題についてです。すなわち建築基準法で計算をしたという、壁心の計算と、それから区分所有法に基づかなければならないわけですけれども、法律上区分所有法で行わなければならないと定められているんですが、その計算による際、二百六十一・九〇平米の問題です。  三つ目は、六十一年の三月二十六日に行政財産として三百二十四・七六平米を購入した。そして昔からあった六十七平米の赤道みたいなものがくっついて三百八十になるわけですけれども、それを昨年の三月九日に普通財産に切りかえている。そして交換という形で処分をして、そしてまた、行政財産として取得をした、いわゆる全く不明朗というか、不可解な問題についてただしてまいりました。  この討論の中で市長は、ご丁寧にも、この優良再開発事業は全国で最初に行われた事業だとご自慢をされながら、しかし、この差の生じた原因である建築基準法に基づく計算と区分所有法に基づく計算の仕方は、全国どこでもそうしているんだ、そして、どちらで計算をしても持ち分の割合は変わらないんだと答えてくれています。  しかし、後ほど計算をしてみました。建物の総床面積が七千百五十三・七三平米、そして敷地権の共有持ち分割合として、市が私たちに議案として提出してくれた内容は四千五百八十一・一七平米を割って一〇〇で掛けるわけですけれども、六四・〇四%の持ち分割合だとしています。  しかし、現実に登記簿上、市が確保した面積は四千三百十九・二七平米でありますから、持ち分の割合は七〇%を超えることになるわけです。したがいまして、市のいわゆる財産の持ち分の割合まで変わってしまうということは重大な問題です。これだけの問題点がありながら、残念ながら決算特別委員会での審議では、一人の持ち時間が決まっているわけじゃねえから、一人で発言しているなという制約も受けましたし、それから不規則発言では、市長が問題ないと言っているんだから、何も問題ないじゃないか、こういう発言もありました。  私に言わせれば、この言葉にはかちんと来ました。それだったら決算特別委員会なんて要らないということになる。もっと極論を言わせてもらえば、議会なんて要らないことになる。市民の大切な血税をいただいて、議員が何のために選出をされているのか。そんな感覚の議員がいるから、新潟の西山町でしたか、あるいは兵庫県の何とかというところでしたか、近くには千葉県の(「成東市」と呼ぶ者あり)成東市か、成東市長のゴルフ場汚職問題が未然に防げないことになるわけです。(「町だよ」「だから間違いと言うんだよ」と呼ぶ者あり)どうにもやり切れない思いがいたしました。  そこで、本来ならば、おかしい問題がたくさんあるからということで、個人的には調査特別委員会でも百条委でも必要ではないのかと提起をしたいんですが、現状は残念ながら戦況我に利あらずです。  いわゆる皆さん方にご理解いただけない。(「本題に入った方がいいよ」と呼ぶ者あり)勝てない勝負は避けるのが常道ですし、しかし、船橋市議会では無理でも、私はほかの機関で調査が進めることが十分でき得る。こういう判断から、きょうは今までの答弁の中から最も重要な法律的根拠の問題だけ整理をして、この議事録に残る形で答弁をお願いをしたい、こう思うわけです。  第一点は、わずか一人の議員といえども、不正の疑いがあるんだと指摘をして、疑惑の解明に少なくも政治生命をかけて、この一年間取り組んでまいりました。本当に何の不正もないなら、出さねばならない資料は出すべきですし、丁寧に説明なりディスカッションがあってしかるべきだと思うんです。決算特別委員会における自由審査の中では、財政部長においでいただくと、もううんざりだ、説明なんかしたくないと横を向かれちゃっている。(笑声)もううんざりだ、こんなわからんちんと話し合ったってむだだというそぶりなんですね。(「休憩を入れた方がいいよ」と呼ぶ者あり)ばかだと思われてもしょうがないわけですけれども……。(「なめられたんだ」「そらまずいや」と呼び、その他発言する者多し)  それから、所管の部長さんである経済部長さんも来ていただけるわけじゃないし、質問の通告だけすると、次長さんと所長さんが飛んでくる。だけれども、ディスカッションはなしに、質問の中身だけをきちっと把握をしたいという態度だけです。残念でなりませんでした。私自身の無力を世に示したというか、市民の前でさらけ出してしまったわけですけれども、泣き言を言っても始まりません。(「新聞にも書いていたじゃないかよ」と呼ぶ者あり)この屈辱を晴らすために、(笑声)──ちょっと余計なことを言っちゃいましたけれども、もう一回確認をします。(「随分挑戦的だな」と呼ぶ者あり)  まず、これだけ疑問を投げかけているものに対して、なぜ売買契約書が出せないのかを、この場で明確にしてください。  二つ目は、財政部長は三百八十六・七六平米は既に持っているんだから、その持ち分は算定をしないで取得金額を決めたと答えていらっしゃる。それから、経済部長は二十九億八千万円の内訳として、建設費用が十九億四千八百二十万だ、土地の費用は十億三千二百五十六万二千円と答弁をしています。その土地の費用十億三千二百五十六万二千円の中から三百八十六・七六平米分の持ち分、すなわち財政部長の言う、一億八千五百四十八万円を差っ引いて購入をしたと言うなら、私には、そんな処理をしてどこにも残らないという形は全く不明朗であるだけではなくて、地財法の財政処理規定にも間違いなく問題点があると考えるんですけれども、少なくも算出根拠、どうして計算をして、どういうふうになったのかというのだけでも示してくれないのかというのが、なぜ示していただけないのか、なぜ答えられないのか、明らかにこの場でしていただきたいと思います。  第三問として、区分所有法では第二十二条、第三十三条で分離処分の禁止をうたっています。土地と建物はあくまでも一体なものなんだ、そして敷地の持ち分割合に応じて、その比率で敷地権の所有権を持つんだ。だから、どこに何坪あるという登記ではありません。  したがって、この二十二条、二十三条、分離処分の禁止項目に土地と建物を切り離して、土地の持ち分の中から差っ引くなんていう計算の仕方は、間違いなくこの法律上に問題点があるんではないかと指摘をしたいと思うんですけれども、法的解釈の根拠を明らかにしていただきたいと思います。  そして、第二十三条では不動産登記法の定めるところによって、分離して処分することができない占有部分及び敷地利用権であることも、登記した後でその処分がなされたときには、この契約は無効だ──無効だと明記されています。そうすると、私のこの法律の解釈によりますと、土地と建物を一体のものとしないで処理をしているわけだから、この契約は違反というか、無効ということにならないのかどうか、どう反論するか、ご見解を聞かせてください。  次に、二百六十一・九〇平米の取得面積の差についてです。  壁心だとか、あるいはベランダの部分だとか、共有部分がいっぱいあるんだ。特に地下の部分は構造上、壁の厚さを八十センチぐらい厚くしなきゃならなかった。だから、二百六十一・〇九平米も差が出たんだ。こういうふうに一生懸命説明をしてくれますけれども、区分所有法の第四条は、あくまでも所有権を持つのは壁の内面だとされています。なぜ共有部分まで買い取らなければならなかったのか。これも区分所有法の精神から、法的解釈からいけば誤りではないのかと指摘をしなければなりません。法的な解釈を明らかにしていただくことをお願いをしておきます。  さて、この問題だけでやっていると、後の重要な問題がどこかに飛んでしまいますから、二つ目の通告問題に入ります。  先ほど先番議員が諸問題を提起をいたしました。私に言わせれば、あの近隣のちっちゃな商店だけじゃなくて、船橋市内のちっちゃな零細商店、みんな影響が起きちゃうよと警告をいたしてまいりました。なんだかんだ言ったって、東武とイトーヨーカドーの駐車場になるんだと指摘をして反対をしてまいりました。  しかし、大多数の皆さん方賛成をしたわけです。でき上がっちゃってから、選挙前に言ったって(後日訂正)始まらねえと思います。私はあれだけの工事ができるんなら、岩盤の下をくぐっても天沼公園あたりから一四号の先あたりに南北道をでっかく抜くのが正しいはずですし、将来の町づくりの中で船橋の高い地価を有効に使うためには、あすこは地下街か何かにしなきゃいけないところじゃないか。しかし、駐車場は大切だ。だから、天沼公園の下あたりに開店できるようにしたらどうだろうかという提起を、この場でもはっきりいたしてまいりました。しかし、残念ながら議会の多数の意見のもとに、既に一部供用が開始をされました。  市長は、総武線の沿線で最も近代的な駅前広場が完成しつつあると、あちこちで自慢と言っちゃ失礼でしょうか、(「お話でしょう」と呼ぶ者あり)お話をなさっています。私に言わせると、近代的な都市というのは、近代的な建物というのは美観だけを指すのか、弱者排除の美観だけで、どうしてすぐれた五十万都市の表玄関と言えるか、疑問に思います。  むしろお金をかけるならば、八十三億でしたか、投入をするんなら、南口、一生懸命今取り組んでいますけれども、西船橋もやらなきゃいけないし、あちこちやらなきゃいけないところがあったはずだ、だけれども、とにかくそれでも進んだ。そして確かに駐車場もすてきな広々としていて、しかも中はきれいで明るくて、すばらしい施設ができ上がりました。二階の機械で二段式になるのなんかもすてきなすばらしい安全装置もついていて、安心して使える内容です。市の職員の努力には敬意を表したいと思うんです。(「記念品をもらってきたのか」と呼ぶ者あり、笑声)  ところが、使ってみますと、一生懸命つくっていただいたものでも不合理なところがたくさんあります。僕はでき上がった翌日に車いすの方々と一緒に回って歩きました。それから、この質問の今度は前に、一昨日の日曜日、今度は脊髄損傷、脊損と言われるグループ、いわゆる下半身麻痺、だけれども訓練によって何とか足に装具をつけ、そして変則の松葉杖を使って何とか歩けるようになった方々、そして運転はできるわけです、こういった方々と一緒に駐車場からあの周辺を使ってみました。その問題点を少し挙げて改善策を要求します。  まず、おりて、そして駅方向に向かいます。先ほど先番議員が指摘をしたとおり、黙っていると東武デパートの中に入っていってしまいます。階段を一生懸命探すと、真っ暗闇なのが隅っこの方の一番端っこに──探せばあります。そして駅に出られることは出られますけれども、残念ながらちょっと見つけるのが大変です。大体デパートの中に入らなきゃならない。  それから、入るために段差があって困っちゃうわけですけれども、車いす用の傾斜はわかりづらくついています。やっぱりはっきり明示してやっていただきたいと思いますけれども、その端から入ると、その入り口は残念ながらドアは手動です。押してあけることができません。そして健常者の通る東武、ヨーカドーに入るところだけはすてきな自動ドアになっています。やることが反対じゃないかと言いたいんですね。(「東武ヨーカドーって何だ」と呼ぶ者あり)  次に、車いすの方々がエレベーターを使います。エレベーターを使って、まず一階の駅に出ます。それから二階のペデストリアンデッキにも出られます。出たときに、地下駐車場株式会社のきっと偉い方なんじゃないかと思うんですけれども、障害者の方が一生懸命使っていらっしゃるということで、気を遣っていただきまして、ずうっとついてくださいました。ついてくださったのはいいんですけれども、ボランティアをやったことがない人は、もう、さあどうぞ、どうぞと全部やっちゃうんですね、自分で。我々ボランティアはそうじゃないんですね。やってくれということは、頼まれたことだけやってやればいいんです。そんなに神経を使ったらお互いにくたびれちゃうわけで、自分でなるべくやってもらわなきゃいけないんだけれども、ドアはもう全部あけてくれる、待っていてくれる、ボタンは押して待っていてくれる。  だから、なかなか実験が難しかったんですけれども、それでも二階のペデストリアンデッキは、雨よけの立派なのがついて、いいエレベーターの入り口になっています。しかし、この雨よけの傘があるために、あのボタンの位置では車いすを横に押しつけていくと手が届かないところになっちゃっている問題とか、それからボタンがなぜか一階、二階、あるいは社内は今のワンタッチ方式、さわれば昇下するんですが、外の部分は押さなければ入れない昔式のボタンで、しかも重くて押せないです。そういう問題など、使える状況じゃなかったという点──。  それから今度は、向こう側におりたいととき、イトーヨーカドーの先に、夏見方向に行きたいときにどうするのか。僕はあらかじめ聞いておいたから行けました。普通の人は行けないですけれども、あれはペデストリアンデッキの通路を通過して、イトーヨーカドーに入る。そしてイトーヨーカドーのエレベーターを使っておりれば、下におりることができるわけですけれども……。わざわざそうしたのかもしれませんけれども、しかし、イトーヨーカドーもね、先週の土曜日、日曜日というのは、やっぱりボーナスセールの忙しいときもあったでしょうけれどもね、車いすが入れるなんていうエレベーターの状況じゃないです。乗れないですよ、待っていても待っていても。(「休みの日もある」と呼ぶ者あり)  当然、この地下駐車場エレベーターについても、障害者用というわけにはなかなかいかないと思うけれども、ほとんど一般の利用客も使っている関係──なぜかというと、一般家庭の一階、二階と違うんですね、地下駐車場は。二階の地下駐車場なんていうものは深いものですから、あそこから階段で上るのは大変なものだから、やっぱりみんなエレベーター使っちゃう。だから、やっぱり障害者は乗れない、やっぱりちっちゃすぎたんじゃないでしょうか。一般的に考えてもっと大きいものにしなきゃならなかったか、あるいは二基ぐらいつけなきゃいけないんじゃないかと指摘をしなきゃなりません。  もっとひどいのは、先ほども先番議員(後日訂正)指摘をしておりましたけれども、ワン・アイランドに着いた方々の障害者はどこにも出ることができません。先ほど話した脊髄損傷の方々はバスを使ってきます。だけれども、エスカレーターなんて乗れません。何とかやろうとすると、後ろ向きに座って腕の力で階段を一つずつ腰を上げて上っていく。だから、三十分ぐらいかかれば何とか上がれるけれども、そんな姿をさせているようでは、あのすばらしい北口地下駐車場が泣いてしまうんじゃないか、広場が泣いてしまうんじゃないか。先ほどなるべく早急にということでした。だけれども、何であれだけのエレベータースペースをつくっておいてちゃんとつけなかったのか、文句を言われたらつけようということだったのか、不思議でなりません。その日に連絡をしましたら、どうやらつける期日が決まっていなかったようですけれども、きょうまで検討してくださいとお願いをしましたから、三月末の開通時までにつくれるというお約束を、この場でしていただきたいとお願いをします。この点についてはお答えをいただきたいと思います。  二千円の買い物をしたら無料になっちゃうのも大企業のためで、我々にとっては市税を八十二億も投入して、だれにも理解ができないことですけれども、買い物をしたら無料になるより、こういう障害者の方々が利用したときに無料にしたらどうですか。  それから、市民からこういう指摘をされているのに対して、我々は答えようがねえんです。そうですよね、そうですよねと言っているわけにはいかない。どう市民に答えたらいいのか、大企業のためではないんだということであるのかどうか。その点について、ちょっと市民への答え方を教えていただきたい。  それから、雨の日もひどいです。まず、エスカレーターをおりてくると目の前、大体靴が水が入っちゃう。大体段差としてテーパーを考えると二センチか二センチ五ミリかもしれないが、流れ込んでくる水と合わせると三、四センチぐらいになるんですね。そうするともうどうにもならない。みんなおりてくるところから飛んで渡ろうとするんだけれども、滑って転ぶ人はいるわ、靴の中びしょびしょになっちゃうわ、腰まで濡れちゃうわ。(「すごい」と呼ぶ者あり)  いや、滑った人はね。(笑声「頭まで濡れちゃうね」と呼ぶ者あり)  それからね、バスを待っている人たちのところだって大変ですよ、あれ。吹きつけた水で……。いい屋根ができた、よかったなんて思った人がいたようですけれども。先ほどこれから歩道がつくんだよという話があったけれども、みんなでき上がっちゃって、何で上がっておりなきゃいけねえんだと、今ごろになって言っている人たちが多いんですね、市民の中に。  とにかく、残念ながら見てくれだけの、そして弱者に配慮のない施設ができ上がった。私はそういう弱者のことを考えた、幼児や子供やお年寄りや、あるいは障害者の方々を考えた町づくりが、健常者のためにも住みやすい町になるんだと日ごろから指摘を加えているわけですけれども、それらの問題点について、早急に改善を加えると同時に、これからの町づくりの中でぜひとも生かしていただきたい課題だということを指摘をし、答弁のお願いをしたところについて、お願いをしておきたいと思います。  さて、また時間がなくなっちゃいましたので、最後の問題は政策の提起にだけしておきます。  土地利用の基本計画の策定についてという政策問題で提起をしました。三つの視点からです。  一つは、現在、政府機関において新土地保有税の審議が進められています。当初一%で必ず地価を下げられる。そして遊んでいる土地を生かすことができる。社会党の提起で議論が起きました。しかし、だんだん議論が進んでいるうちに〇・五%になり、どうやら〇・二%が下手をすると〇・一%になっちゃいそうです。それでも地価抑制策に効果があるんだと言い切らなければないと自民党の議員さん方、来年の統一自治体選挙をにらんで必死のようです。  しかし、そんなものでどうして土地の有効な利用と、そして地価の抑制になり得るでしょうか。この問題から、市長は日ごろから政府の問題、国の問題として取り扱っているけれども、私に言わせれば、地方自治体の町づくりは地方自治体がやらなきゃいけない。そして地方のことは地方が一番よく知っているはずだ。船橋の町づくりは船橋市に任せてもらいたい、こういう気概がなきゃならないと思うんです。  また、この新基本計画「ふなばし未来二〇〇一」を熟読させていただきました。確かに問題点を把握をし、そしてこれから向かっていかなきゃならない道が示されているんですが、残念ながらいま一つ見えないのは、具体策がないんです。こうしたい、こうしていくんだというのはあるんですが、私は今のまんまでいくと緑は守っていかなければいけない、ふやしていくんだと言っても──今回もそうでしょう、恐らく。建設委員会は朝から晩まで審議しなければならないほどに、斜面緑地を削ってのマンション建設問題、ワンルームマンション問題──黙っていたらなくなっちゃうんですよ。そして、きれいな生け垣をつくった町づくりもしたいと書いてありますけれども、私に言わせれば、汚らしい看板が、マンション建設反対という看板が町並みに並ぶ町になってしまう。したがいまして、国の法律の中で許される範囲で、船橋市のやらなきゃならない方策を探す必要があるんではないか。  既に賢明な市長さんやら理事者の方々は勉強されているでしょうけれども、十二月十一日の日の発売です。障害者と一緒に歩いているときに買ったんですが、「AERA」の一九ページに、「市民の手で土地利用案を」、静岡県の掛川市の市長さんの実践が示されていますけれども、どうやら全国初めてのことのようです。ちょっと一例を挙げてみます。
     条例の必要性としては、土地投機、土地転がしを放置すれば無計画な土地所有や地価高騰によって、公共事業ができなくなってしまう。いろいろ書いてありますけれども、公共の福祉を優先して、優良かつ計画的な利用を図っていく必要から条例を制定するんだ。そして、柱は、特別計画協定区域というものを制定する。開発が予測される地域や保全すべき地域を特別計画協定区域として指定をして、地域住民の参加の形で利用計画をつくっていく。市の土地審議会の決定や、議会の議決や、農業委員会の承認や、自治区の同意、いわゆる町会や自治会たちの同意、地権者の八〇%以上の方々の同意を得る中でつくっていくものとするんだ。そして、この特別区域の制度の内容について、その区域は土地の売買や開発は市長に届け出をしなきゃならない。市長は指導や勧告をして、悪質なものはその内容を公表するんだ。そして勧告を受けた者から買い取り請求があったら、市は買い取り期間を定めて協議に応じていく。そして、市が計画を先導していくんだと──。  そして、これらの新しい考え方に対して、名古屋大学の室井力教授は、条例が法律に先行して現実を変えてきた例は幾らでもある。  公害対策しかり、環境問題などでもたくさんある。その際、最も重要なのは首長の姿勢と住民の理解、合意ということになる。この条例案の目指す問題はまだまだいろいろな問題点はあるだろうけれども、思い切って進めていってほしい──。そして、市長自身は、中央の規制に風穴をあけて、土地問題や土地利用、都市計画や自治体が担い、やるべきことを──やるべきことなので、中央政府のがんじがらめによるものの規制を何とかぶち破って、地域の実情に一番ふさわしい地域の条例づくりを進めるんだ──としています。  地上げ屋の排除、地価安定、計画的な町づくり、公共用地の安定確保など、目指す土地の確保策、あるいは地価の抑制策を市独自でできる道を探す努力が必要だろうと思いますけれども、全国でまだここだけだそうですから、すぐれた船橋市の市長も、この首都圏の中で先駆けて、そういうことを検討していっていただけないものかどうか、お伺いすることをお願いして、第一問を終わります。       〔経済部長三谷哲男君登壇〕 ◎経済部長三谷哲男君) 勤労市民センターの件につきまして、何点かご質問に対しまして、お答え申し上げます。  まず、なぜ売買契約書は出せないのかという資料要求の件でございます。決算特別委員会でもご答弁申し上げてきておりますが、契約は相手方もございまして、民事契約でもございます。民事契約の原則といたしまして、相手方と市は対等であるわけでございまして、そういうことから相手方の了解を得るべく努力をいたしてきたわけでございますが、相手方からプライバシーがあるということから了解を得られなかった。そういうことから資料の提出ができないのでご理解を願いたいと思います。  また、あわせまして、なぜ契約書の算出根拠が示せないのかということにつきましても、これは契約書の中でそういうことを取り交わしておるわけでございますので、同じ理由からお出しできない、こういうふうにご理解を願いたいと思います。  それから二点目の、土地の分離の処分の問題でございますが、区分所有法の第二十二条は、ご案内のとおり、分譲の建物を新築したとき適用されるものでございまして、それ以前の土地交換等の行為につきましては、全く適用されないことはご案内のとおりでございます。したがいまして、現に敷地利用権を有しない区分所有者は存在しないものでございまして、そういうふうに私ども理解をいたしているところでございます。  それから次に、なぜ無効にならないのか、こういうことでございます。土地、建物を別々に我々は購入──そういうことをしておるわけではございません。土地と建物が一体で売買、権利移動が行われているわけで、そういうことから無効にならないというふうに理解をいたしているところでございまして、建物を建築する以前の契約行為で、この法律に全く関係いたしておりません。そういうことでご理解を願いたいと思います。  この手法としましては、結果的にはその同日行われたもので、事業者は分離処分したものではありません。市も土地建物を一体として受けたものでございますので、ご理解を願いたいと思います。  それから最後の二百六十一・九〇平米の解釈の問題でございますが、これも六月の議会でご答弁を申し上げてございます。勤労市民センターの占有面積について、取得議案が建築基準法の施行令によるという壁心面積を、登記簿は不動産投機法令による内面面積で取り扱っているということで、面積差が生じるものでございまして、この国の法制度の違いからそういうことになるものでございますので、ご理解を願いたいと思います。  勤労市民センターのあるサンプラザは、住宅、店舗、また公共施設という三つの、それぞれ目的を使用目的の違う、言ってみれば独立した複合施設が一つの屋根の下に寄り添っている建物でございまして、通常一般の住宅だけのマンションとは全く形態が違っておるわけでございます。このため、サンプラザはそれらの店舗、住宅、公共施設等の出入り口、またエレベーター、機械室等は個々にございまして、供用はいたしておりません。  さらに、構造的にも勤労市民センターは、壁の厚さ、あるいは天井高、店舗、住宅と違っておりまして、その地下の、特に地下部分におきましては、そういう建設の中で地下の二重壁等も考慮いたしておるわけでございます。いわゆる法律の範囲内でそういうふうな対応をいたしてきておるわけでございますが、仮に登記簿の内のりの面積で議案とした場合は、市は住宅の廊下、あるいはエレベーター、市が全く使用しない、そういうものに対しまして施設を取得してその持ち分を持つことになる、こういうことでございますから、したがって、市としては前段申しておりますように、国の制度上の問題から法を遵守したまででございまして、登記につきまして各占有者の権利保全を図り、第三者対抗要件としてあるのみで、勤労市民センターを所有している実体には入らないわけでございますので、よろしくご理解を願いたいと思います。  以上でございます。       〔「議長、議事進行」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(佐川隆雄君) どういう内容でしょうか。 ◆浅野正明君 第二問の船橋北口駐車場の件で、池沢議員の発言の中で、あたかも選挙をにらんだためにそういう発言をしたというような、事実をまことに曲解をした発言がありましたので、私は前段でこの問題について質問した議員として、この問題について発言を取り消していただくように、議運の場で協議を願いたいと思います。       〔「賛成」「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(佐川隆雄君) 今、内容が先ほどの発言者の内容に絡んでいましたので、改めて指名いたします。今、指名してございませんので、正式な議事進行の発言になっておりませんので、改めて浅野正明君を指名いたしますので、もう一度発言してください。  浅野正明君。 ◆浅野正明君 二問の北口駅駐車場の件で、池沢議員の発言の中で、あたかも選挙をにらんだ発言である、今ごろ何を言っているんだというような、不穏当な発言がございましたので、これは事実を曲解しているものだと思いますので、その発言を取り消していただくよう、議運の場で審議を願いたいと思います。       ───────────────── ◎議会運営協議会委員長(佐藤昭君) 暫時休憩願います。 ○副議長(佐川隆雄君) ここで会議を休憩いたします。        午後三時四十七分休憩       ─────────────────        午後五時四十七分開議 ○議長(小池英一君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。  ここで議事の都合により、会議時間を延長いたします。  暫時休憩いたします。        午後五時四十七分休憩       ─────────────────        午後十一時五十一分開議 ○議長(小池英一君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。  本日の一般質問はこの程度にとどめ、残余の一般質問はあすに繰り延べて行います。       〜〜〜〜〜〜〜 ◇ 〜〜〜〜〜〜〜 ○議長(小池英一君) 日程第二、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員に、関根和子君及び和田善行君を指名いたします。       〜〜〜〜〜〜〜 ◇ 〜〜〜〜〜〜〜 ○議長(小池英一君) お諮りいたします。  本日の会議はこの程度にとどめ、延会をいたしたいと思います。これにご異議ありませんか。       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小池英一君) ご異議なしと認めます。  よって、本日は延会することに決しました。       〜〜〜〜〜〜〜 ◇ 〜〜〜〜〜〜〜 ○議長(小池英一君) 次の会議は、あす十二日に開きます。  なお、当日の会議は議事の都合により、特に午前零時に繰り上げて開くことにいたします。  本日は、これで延会いたします。        午後十一時五十二分延会       〜〜〜〜〜〜〜 ◇ 〜〜〜〜〜〜〜 〔出席者〕  ▽出席議員(四十七人)      議 長  小 池 英 一 君      副議長  佐 川 隆 雄 君      議 員  木 村   憲 君  高 橋   高 君           浅 野 正 明 君  興 松   勲 君           上 林 謙二郎 君  山 崎 とよ子 君           佐 野 俊 文 君  浦 田 秀 夫 君           岩 井 友 子 君  津 賀 幸 子 君           田久保 捷 三 君  米 井 昌 夫 君           瀬 山 孝 一 君  佐 藤 哲 夫 君           芦 田 良 光 君  稲 葉 澄 子 君           櫛 田 信 明 君  村 田 一 郎 君           芳 賀 達 朗 君  中 江 昌 夫 君           関 根 和 子 君  佐 藤 重 雄 君           大 沢   久 君  佐 原 正 幸 君           安 藤 久 子 君  和 田 善 行 君           滝 口 四 郎 君  佐 藤   昭 君           小仲井 富 次 君  倍 田 賢 司 君           村 岡 晴 彦 君  池 沢 敏 夫 君           石 川 敏 宏 君  山 本 和 宏 君           大 森 喜四夫 君  林   利 嗣 君           三 山   操 君  小 川 新之助 君           長谷川 勝 巳 君  大 沢 元 吉 君           松 崎 節 生 君  市 川 義 平 君           木 村 久 子 君  伊 藤 浅 由 君           千 葉   満 君  ▽欠席議員(四人)           中 村   伸 君  堀 江 は つ 君           徳 江 栄 進 君  春 田 嘉 文 君       ─────────────────  ▽説明のため出席した者            市長        大 橋 和 夫 君            助役        澤 井 安 勇 君            助役        岩 瀬   渉 君            収入役       本 田 行 夫 君             建設局長     小 林   昭 君             広報部長     宮 下 将 和 君             企画部長     鈴 木 繁 元 君             総務部長     大 木   勲 君             財政部長     田 中 聖 士 君             税務部長     金 子 和 夫 君             市民部長     直 江 庸 三 君             福祉部長     戸 川 謹 一 君             保健衛生部長   白 石 安 昭 君             医療センター事務局長                      原 田   肇 君             環境部長     宮 沢   健 君
                経済部長     三 谷 哲 男 君             市場部長     下 野 敏 夫 君             計画管理室長   鈴 木   光 君             都市部長     増 岡 福 三 君             土木部長     田 沢 明 巳 君             下水道部長    高 橋   博 君             建築部長     小野尾 靖 二 君             消防局長     長谷川 伸 一 君             消防局次長    太和田   忠 君             企画調整室長   関 根 忠 男 君             財政課長     織 戸 雅 夫 君            教育長       市 川 恭一郎 君             教育次長     大 竹 三 郎 君             管理部長     金 子 岩 男 君             学校教育部長   渡 辺 俊 彦 君             社会教育部長   古 市 和 夫 君             選挙管理委員会事務局長                      岩 井 照 明 君             農業委員会事務局長佐 藤   晋 君            代表監査委員    篠 塚 弘 治 君             監査委員事務局長 中 台   明 君       ─────────────────  ▽議会事務局出席職員             事務局長     内 田   守              参事      松 永 修 巳              議事課長    堀 内 清 彦              議事課長補佐  山 本 幸 村              議事課主査   幸 田 郁 夫              議事係長    素 保 憲 生              庶務課主幹   高 崎 健 治              副主査     寺 村 登志子              主任主事    太 田   勲              主任主事    岡   和 彦               主事     泉     肇               主事     江 藤 真 理       〜〜〜〜〜〜〜 ◇ 〜〜〜〜〜〜〜  地方自治法第百二十三条第二項の規定によりここに署名する。            船橋市議会議長   小 池 英 一            船橋市議会副議長  佐 川 隆 雄            船橋市議会議員   関 根 和 子            船橋市議会議員   和 田 善 行...